――Fashion InStyle展の印象は？
「出展者で目立ったのはOEMメーカーで、服のブランドは思ったほどではありませんでした。来場者も市場視察やOEM先探しが目につき、仕入先のブランドを探している小売店は少なかったように感じました」
――展示内容や工夫したことを教えてください
「展示したサンプルは春夏、秋冬の両シーズンを持ち込みました。タイやインドネシアの来場者は夏物しか興味がないようでしたので、両方のサンプルを持っていって正解だったと感じています。今回、特別にQRコード付きのポストカードを準備して持ち込みました。ブランドを認知してもらうために製作しました。期間中はブースの来場者だけでなく、会場を歩いている人にも配ってアピールしました」
――バイヤーの反応、市場ニーズなどで感じたことは？
「日本のブランドや日本製品への関心が高いことが実感できました。生地感やデザインに対してお褒めの言葉を多くいただきました。今後、ビジネスが広がっていく可能性はあると手応えを感じました」
――商談の結果、成約状況はいかがでしたか？
「ある程度の成約が見込まれる商談が14件ありました。帰国してから詳しい資料を送って現在、フォロー中ですので、まだ成約には至っていませんが、期待しています」
――今後の海外開拓の計画は？
「継続して取り組んでいく予定です。今回の経験も踏まえて海外展にはまた出たいと考えています」